AEによるリチューム電池の初期充電時の気体発生挙動評価
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● リチューム電池の初期充電時の気体発生挙動評価
リチューム電池の初期充電時には気体が発生し、この気体発生の非破壊な挙動評価が電池開発の大きな課題となっている。気体が発生するとAEが発生するので、これを応用してリチューム電池の初期充電時の気体発生の挙動を評価できる。
● アコースティックエミッションによる気体発生挙動の評価方法
図1にリチューム電池のAE計測方法を示す。AEセンサは電池側面に押しつけて固定する(電極に取り付けてもよい)。図2にAE検出結果を示す。図は横軸が経過時間を示し、縦軸は上部が発生したAEの振幅を示し、下部が発生したAEの発生数を示す。上図は、AEが1個発生すると図上に1個点をプロットする。充電開始後400秒あたりからAEの発生が観察されるようになり、気体の発生する条件を知ることができる。
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